全国専門学校卓球連盟 会長ごあいさつ(第37回全国大会にて)

 この全国専門学校卓球選手権大会は、専修学校のスポーツ大会の中でも歴史が長く、第1回大会は、昭和60年10月25日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催されました。

 その後、順調に回を重ね、今年で37回目の開催となります。今年も数多くの選手の皆さんをお迎えできますことを主催者の一人として大変喜ばしく、また誇りに思います。

 皆さんは、卓球というスポーツに出会い、その素晴らしさに惹かれ、自分の技量を高めるため、日々の練習に励んでいることと思います。

 卓球と真剣に向き合うことで、皆さんは「向上心」、「自立心」、「困難に負けない精神力」、「計画性」といった様々なものを身につけることが出来ます。

 皆さんは日頃、専修学校生として、それぞれの分野の技術、技能、知識を学んでいます。やがてそれぞれの分野のスペシャリストとして実社会に羽ばたいていくことでしょう。

 皆さんが勉強や仕事をしていく上で、卓球を通じて身につけた様々な力は必ず役に立ち、皆さんを成功へと導いてくれることでしょう。

 また皆さんが卓球に打ち込むことが出来、またこの大会に出場することが出来たのは、多くの人たちの支えがあったからだと思います。

 卓球の技術を教えてくださった顧問の先生、コーチあるいは先輩たち。ともに励まし合い、時にはライバルとして競う仲間たち。経済的に、また精神的に支えてくれる家族。

 自分を支え、成長させてくれた多くの人たちに対する感謝の気持ちを忘れることなく、競技に臨んでほしいと思います。

 今日と明日の二日間、今までの練習の成果を遺憾なく発揮し、優勝を目指して頑張ってください。皆さんが悔いのない試合をされることを心から祈念いたします。

 最後にご後援やご協賛をいただきました関係各位、大会運営のためにご尽力いただきました数多くの方々に厚く御礼申し上げます。


全国専門学校卓球連盟会長  堀口 秀暁